品川駅といえば東京でも有数の交通の要衝であり有数のビジネス街。新幹線を始めとして多くの電車の路線があり、駅周辺には高層ビルが立ち並んでいる一方で、東海道五十三次の第一宿「品川宿」として知られているのではないでしょうか。 品川駅の東側・港南口には目の前に大きな広場があり周囲を高層ビルが取り囲んでいます。見上げるとそこにはソニーの本社、日本マイクロソフト、キヤノンマーケティング、三菱重工、・・・と錚々たる企業のオフィスビルが並ぶ。など様々な企業のオフィスや、ホテル、タワーマンションがあり、その隣には東京卸売市場食肉市場があり運河を渡ると東京海洋大学もあります。 このエリアはもともと全体が埋立地で、土地自体できたのが明治以降で街が形成されたのは食肉市場ができた頃の昭和13年以降だといいます。当時から戦後にかけて住宅や工場が建ちだし、30年くらい前まではまだ小さな雑居ビルが立ち並ぶようなエリアだったようです。それが現在のような姿に変わったのは1990年代〜で、もとは線路だった場所に「品川インターシティ」建ち、駅舎も新しくなりました。2003年東海道新幹線の駅ができ、そして2027年（予定）リニア中央新幹線の始発駅にもなる予定です。品川駅港南口は現在と未来の品川を象徴するエリアです。 唐突ですが、実は品川駅の住所は “港区” 高輪３丁目です、品川区ではなく港区にあります。現在の品川駅は高輪と一体のエリアだったのです。明治５年に品川駅ができたんですが、このあたりで一番栄えていたのが品川宿だったので、品川駅と名付けられたと言われております。